2023/11/ 1

毎夜のように「お集まりして!」と言われるので、
子どもたちにお話しをすることが多いのですが

子どもたちは毎日楽しそうですが、そんなに大したこと話していません。
もちろん自分の知識量や知見を広げる努力をしていますが
「子どもに話すとき」は、
むしろ
いろいろ省いてシンプルに話しています。
なんのために種まきしてる?
たくさんの種まきを
なんのためにしているか??
「たくさんの知識を知っている物知り博士になってほしい」のではないのです。
ただ種をまくだけで期待せず・・強いて言うなら、遠い未来へ期待しています。
知ることって楽しい!と思える原動力になったり
多面的に物事を捉える力と優しい心が育めたり
この子のタイミングでいつか花を咲かせることができたり。
この子の興味の扉をちょっとだけノックするような
ちょっとだけ開けてあげるような、種まき。
だから
「知識をたくさん教えること」よりも
聞きたい!と思えるように惹きつけて
興味を高められるような会話をして
子どもにとってわかりやすく省いて・・・
つまり「面白く話す」ことが大事です。

面白いことを話すより、面白く話す。
わたしは
毎日レッスンで子どもたちと関わるときも、
我が家で子どもたちと話すときも、

「面白いこと/豊富な知識をとにかく話す」
というよりも
面白そうに惹きつける。
「面白く話す」
ということをしているのです。

全力を出せるポテンシャルがあるから引き算できる
何かを話すとき、
「少ない知識で話す」のと
「多く(全体)を知っているけど、あえて省いて話す」
のでは惹きつけ方・引き出し・質問への返答力・・
「子どもの興味をどんどん伸ばす力」が変わってきます。

体の使い方も同じだと思っています。

大きな力・全力の力を出せるからこそ、
力を加減して繊細な動き(力のコントロール)
ができます。

たくさんの知識を持つ・アップデートすることは大前提ですが
持っているたくさんの知識をたくさん話す、のではなく
省いたり、加減したり、コントロールして・・
「子どもに面白く話す」のがわたしの得意分野です。
ただ知識があるだけでは面白くならない。
こどもたちに種まきするコツは
どこを切り取って話すか、
どう話すか。
面白い以前に、面白く話す、のです。
だからこそ
自分の知識をアップデートし、面白い内容を自分の中にインプットすることと同時に、
面白く話せるスキルを持つべきだと思っています。
そのためには、今の自分の知識を
「目の前の子ども用にカスタマイズして面白く変換する」
最初からうまくいかないので、恥を捨てて大きな声で試行錯誤する、ですかね^^
唯一の正解よりも持論を語れるようになる。
そして同じくらい大事なのは
「正しい知識」を話すことよりも
「知識を持った上で自分の考えを話す」こと。
その見本を見せてあげること。
「持論の語り方を見せる」ようにしています。
知識を持った上で、「ママはこう解釈しているよ」と自分の考えを語る。
でも他の価値観を受け入れ、変化することの大切さも伝えています^^
知識と持論を面白く語れるようになるには?
「種まきコース」で大事にしているのは、内容もですが、伝え方も、です^^
(満員につき募集終了しました)

最後はお知らせになりましたが
子どもたちの前でマジシャンになったつもりで・・演じてみてください^^
きっと楽しい時間になるかも?^^
では、読んでくれてありがとうございました


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