教育の発信に気軽に向き合えない

モンテッソーリ教育

わたしは、教育という分野にずっと携わり
子どもと関わる責任としても、自分のモットーとしても、
【学び続ける】ことを自分と約束しています。

毎月欠かさず教育や療育に関する研修を数時間〜数十時間受け、

文献や本を読み、自分でもセミナーを開いたりしています

でも、日常生活の中で、インスタグラムやyoutube、ラジオなど、
気軽に取り入れられるはずの教育分野の発信を
見たり聞いたりすることが、どうしても、できません。

せっかく、わかりやすく簡単に・見やすく、まとめられているのに

気になることや、発言や言葉選びでひっかかることが絶対にあって、
心がざわついたり、モヤモヤしたり、心配になったり、
思考が飛躍しすぎてその場で調べないと落ち着かなくなってしまい
他の作業の手が止まってしまうのです。

だから、「ながら」でのインプットがなかなか、できない。

教育、療育の分野については、時間と体を向けて、ちゃんと向き合わないと苦しくなります。

もっと気軽にインプットして、自分の中に素材や引き出しを増やしてくことができれば

もっと良い発信やアウトプットもスピード感をもってできるかもしれないのですが・・

それができないのが、自分のコンプレックスでもあります。

今回、こどもやを一旦閉じるという決断をしたのも、
この「こどもや」での教育に、命をかけて向き合ってきたからだと思います。

と考えた時、

今の自分の体で、今のままの形では、「こどもや」を続けても

レッスンの質を最大限に高めるということができない、ということを痛感しました。

だからとても恵まれているはずの、今の現状を手放すことに決めました。

100名を超える子どもたちとご家族

信頼できるスタッフ、

何年もかけて作ってきた教材・教具・環境・・

ずっと大切にしてきた場所だから、とっても苦しい判断でした。

「この子たちのために年度末の3月までは続ける」
という選択肢がないわけではありませんでした。


でも、数ヶ月かけて自分の体調を客観視して
「無理して頑張ってレッスンを続ける」ことのほうが、不誠実だとわかりました。

だから、この判断が、この子たちのためでもある、と、本気で思っています。

また一緒に向き合える日を信じて。

体調を整え、進んでいこうと思います。

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