この子たちの生活につながる種まきを

モンテッソーリ教育

来月末で、今のこどもやの形が区切りとして終わります。

そんな中で、以前から種まきしていたお仕事ですが
「日常生活の練習」という分野のお仕事を、
より意識的に取り入れています。

子どもたちに、こどもやで吸収した知識や力、達成感を
家庭でも活かして、自信につなげてしいと考えているからです。

先日のお集まりでは

「お茶を淹れるお仕事」を種まき。

お茶とは?というところからスタートして
・お茶を淹れる道具のこと
・お茶っ葉の香りや変化を楽しんだり
・淹れ方の作法を学んだり
・お客様にお茶を出す方法・・

などを種まき、みんなで実践しました。

最後に、自分たちで淹れたお茶を茶托にのせて、黒糖を添えていただきました^^

最初は「あったかいお茶は苦手だから飲めないかも」

と言っていた子も、ちょっとの勇気を出して飲んでみると

「あ、おいしい」と笑顔になって飲み干す子がほとんどです。

こどもやでは、子どもでも飲みやすいように「玄米茶」をつかっているから

お米の甘さでお煎餅のように感じたり、お茶漬けみたい!という感想もあります^^

子どもたちがお茶を淹れる過程はもちろん、
お茶の味見にもトライできたことがすごいですよね^^

保護者の方にも、たくさん褒めてほしいことを伝えました^^

そのお集まりのあとのレッスンでは
個人活動の中でも自分でお茶を淹れる子が増えましたよ^^

子どもたちが自分でお茶を淹れたを飲みながら
ほっと一息ついている姿がとっても愛おしいです^^

お茶の活動だけじゃなくて

ごますりをしたり、ふりかけを作ったり。

さまざまなお仕事に
幸せそうに、忙しそうに、勤しむ子どもたち。

こどもやでの時間が、この子の幸せな人生につながるためには
今わたしは何ができるだろう。

そう考えながら、この場での残された時間を
一生懸命向き合っていきます。

きのでした^^

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