レッスンで食材を使う理由

モンテッソーリ教育

こどもやでは、バナナを切ったり、みかんを絞ったり、コーヒー豆を挽いたり、胡麻をすったり、枝豆をむいたり、ふりかけをつくったり、おにぎりをつくったり・・


「家でもできるお手伝い」のような
そんなクッキング要素のおしごとを入れることが多いです^^

でも、この小さなひとつひとつには、意味があります。
それは、単なる「料理の練習」ではなく、子どもたちの成長に必要な種まきだからです。

やってみたい。で勇気を出せる

子どもたちは、子どもなりに、
「これ、できるかな」「面白いかな」
いろんな感情でおしごとを選びます。

その時間のなかで少しだけ不安がある子や、勇気が一歩出ない時もあるかもしれない。

そんなときに子どもたちの大好きな食べ物をつかったクッキングのお仕事があると

「できるかどうか」よりも「やってみたい」という気持ちが勝って勇気を出してくれることが多いと感じています。

だから一つ目の活動に、ちょっと簡単なクッキングをすすめます。

ちょっと不安な子どもたちが手を動かして夢中になりながら
「私はここにいていいんだ」という安心して過ごすためのスイッチになればと思っています。

嗅覚・味覚・触覚…五感がぐんと育つ「敏感期」の今だからこそ

それだけではなく、幼児期には、においや味、素材の感触など、
さまざまな感覚をぐんと吸収する「敏感期」が訪れます^^

みかんをぎゅっと絞った時の指先の感覚。
胡麻をすり鉢でこすり合わせた時の広がる香り。
枝豆をむいた時の「ぷちっ」という音や豆のつるっとした手触り。

これらは、ただの遊びではなく、
感覚の大切な経験です。

「つるつるしているね」「白くなってきたね」など感覚に「言葉」を添えていったり
形や数値で少しずつ「さんすう」の要素が入ってきたり
原料について知っていく「科学」の要素を取り入れたり
いろんな発展をすることもできます^^

少しの失敗を自分の成功体験にしていく力

そしてクッキングの良いところ。
それは「ちょっとした失敗」をしても「でも、おいしかった!」で終わりやすいところです^^

バナナが曲がって切れても美味しかった
卵をうまく割れなかったけど美味しかった
みかんの果汁が少ししか取れなくても美味しかった
胡麻がこぼれてもふりかけにしたら美味しかった
こぼしても拭いたら大丈夫だった

子どもたちはちょっとの失敗をしながらも
自分の手で最後までやりきって、味わって「おいしかった」ができます^^

うまくいかなかったら終わり、ではなく、
ちょっと歪んでも、ちゃんとおいしかった
失敗したけど、おいしくできた

「失敗しても大丈夫だった」
そんな経験の積み重ねをして自分の力にしてほしいなと思っています^^

子どもたちの頑張りが

この子の自信につながりますように。

きの

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