2年生の息子が奇数偶数がテーマの宿題を持ってきて、夜から疲れていたので笑、
1歳のチビを抱っこしながら教えたことをメモしておこうと思います。
奇数偶数については比較的「こういうもの」だと覚えやすいではあるのですが
日曜の夜、もうそろそろ寝ようという時間に突然宿題があるのを思い出した息子は疲れ切っていて
ちょっとのつまづきで「もういみわからん〜」とプンスカ。
心のコントロールができそうにないなという雰囲気でした。笑
なので、面白く教えてノらせたほうがいいだろうと咄嗟の判断で
奇数偶数を絵で説明。
普段は幼児期の子どもたちにレッスンでも説明していることなのですが

小学生は紙上でも理解できるほど思考が進んでいるし
ママの話を聞く、という力はついているので笑、具体物は使わなくても大丈夫でした^^
1〜10まで数字を書いて、
それぞれの数字の下に規則的に◯を書いていきます。
2は・・◯全部ペアがいる〜!
3はペアがいない◯は寂しいから真ん中にいてもらおう〜など、なんでもいいですが以下の感じで。(雑な絵ですがなんとか見えますかね)

そして、この図のように、丸と丸の間に線を引いていきます。
2は・・・線が通る。
3は・・・線が通らない(◯に邪魔される)
4は・・・線が通る。
そして、最後に、1は・・通らないね!
みたいな感じで、10くらいやると「通る・通らない」の意味がわかります。
通る数字(2・4・6・8・10)は偶数(even)
通らない数字(1・3・5・7・9)は奇数(odd)
だね!(息子はインターナショナルスクールなので英語なのです)
通る通らないをやるときのコツは、面白い音を出す、です。
通る時に「シューッ」
通らない時には「とお・・・らないズドーン!!(ぶつかり音)」
みたいな感じ。なんでもいいです。笑
面白くわざとらしく大袈裟なほどいいです(我が家は)
そして、
「ここで、、ママが特別に魔法のような裏技を紹介する!」
「一の位(数字のお尻)にこの数がついてたら、全部偶数!この数がついてたら全部奇数だッ!」
「じゃあクイズ!・・・123は?(きすう!odd!)ピンポーン!」
「お、じゃあレベル上げて、、2456は?(ぐうすう!even!)ピンポーン!すごい!もうわかったね!!」
という感じです。
簡単ですね!
息子は調子に乗ってしっかりプリントをやり終えました。笑
親としては何が大変かって、この説明を1歳チビを抱っこしながらすることと、
2歳と4歳チビーズの「おれもやりたい!」「ママ!おれも描きたい!」にこたえること・・笑

チビーズのために、お絵かき帳とペンを持ってきて、
描きたいとうるさい声をポジティブに無視しながら
1〜12まで数を書きました。
数字も書けるので書かせてもいいのですが、◯がかけるスペースを残すという難易度は無理そうだし結局達成感を感じるためにはここは無視してやり切ったほうが正解だと思ったので)
ママが◯の規則性の並べ方を6まで書いて見せた後、ママとバトンタッチ!
丸を描いてくれました。
(大体、見本として5ー6くらいまで描いている姿を見せると、なんとなく意味がわかって真似できます。これが3くらいまでだとまだ意味が捉えられておらず失敗しやすい)
お、ちゃんと規則的にかけてる〜イイゾ。と励まして、12まで描いてもらいました
(10以上であれば、12までじゃなくてもなんでもいいです)

こうやって同じように
ズドーン!シュー!どかーん!とかいいながら
通る・通らないというパフォーマンスショーをやる覚悟が必要です

兄姉たちも、すっかりゆったりと見守ってくれているところ。笑
チビズに覚えてもらうことよりも
この場を楽しんでもらい心地よく寝てもらうのが目的ですので、楽しければいいです^^



「もっとやりたい!」「もっとちがうのも教えて!」と言われましたが
もう9時になっちゃうよ〜!明日やろう!と嘘八百を並べて寝かせました笑。
でも翌日「続きは?」と言われて、渋々なにかやりましたが忘れました。笑^^
吸収力が高くなんでもやればできちゃう幼児期って、いろいろ教えたくなっちゃうかもしれませんが
教えること、覚えること、正しくわかること、、よりも
「数って面白かった!」「ママの話は楽しい」「学ぶの大好き」
そう思ってもらう程度でストップするのが良いです^^
チャンスを見つけては「教え込むぞ〜」「覚えろ〜」という雰囲気は「嫌い」にさせるリスクが大きいので、あくまでも笑顔で過ごせる範囲で。
どうせいつかできちゃうので。
達成する快感、話を聞く面白さ、間違えても楽しかった〜!という経験だけさせておければ大成功です。
よく講座でもいいますが
「算数は好きになることも大事だけど、嫌いさせないことがとても大事」
です。
算数に限らないですが。シャッターおろしちゃうとあげるの大変なので^^
わたしは「この人(ママ)(きのさん)の話なら聞いてあげてもいいかな!」と思ってもらう相手になること、を意識しています^^
小学校に上がる前に、教具を使って覚えることよりも
「数・文字って面白い、好き!」
そんな感覚で過ごしてもらいたいと思っています^^
この講座の時も、奇数偶数を教えていたときの写真です^^(6年くらい前かな)

おはじきなどで教えるときは線を引くんじゃなくて、「指」が通る、通らない・・でやると楽しいですよ^^
ではではありがとうございました^^
きの
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